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【コラム】おっぱいはすぐ出ない

2018.01.28

「赤ちゃんが産まれたらすぐにおっぱいが出るって思っているお母さん、意外と多いのよ」
お世話になっている助産師さんが教えてくれた【産後ママあるある】。今回は、赤ちゃんを産んだ後のおっぱいの話をします。

●おっぱいの準備は妊娠中から

おっぱいは赤ちゃんが産まれてから必要になるものですが、そのおっぱいを作るための体の準備は妊娠中から始まっています。なので、おっぱいを分泌する乳腺(にゅうせん)を圧迫しないように、妊娠16週くらいからはハーフトップなどゆったり目の下着に変えることをお勧めします。(それ以前に胸の大きさも2カップくらいUPするので、今までの下着には収まらなくなると思います)ちょっと気が早いかもしれないけど、授乳用ブラにしてもOK。授乳用ブラはゆったりしているけど、結構しっかり胸を包み込んで支えてくれるので、妊娠中からでも使えます。最近は可愛いデザインの物も多いので、楽しく選べると思いますよ♪


●でも、おっぱいが出るのは2~3日経ってから

「体は妊娠中から母乳の準備をしている」この話を産院や母親学級で耳にしているせいか、赤ちゃんを産んですぐにおっぱいが出ると思っている妊婦さんも少なくありません。でも、いわゆるイメージする「おっぱい」が出るのは産後2~3日経ってから。「胸が張って痛い」というような症状も、出産当日とか翌日には現れません。なので産後すぐの時点で「私のおっぱい出ないんじゃ…どうしよう」と不安に思う必要はありません。
産後すぐは出産という大仕事を終えて疲れも溜まっている事でしょうし、焦ったり心配したりするのはひとまず置いておいて、このタイミングではゆっくり休みましょう。

●最初はお母さんも赤ちゃんも練習

おっぱいがまだ出ないタイミングでも、赤ちゃんにおっぱいを咥えさることがあります。これは、おっぱいが出るようになったとき、お母さんが上手にあげられるようにするため、赤ちゃんが上手に飲めるようになるため、の予行練習だと思ってください。
初産であればお母さんもおっぱいをあげるのは初めて。赤ちゃんもおっぱいを飲む(吸う)のは初めてです。何事も初心者は練習が必要。「おっぱい出ないのに咥えさせて意味あるの?」と思うお母さんもいるかもしれませんが、ちゃんと意味はあるんです。

●授乳は初心者同士の共同作業

おっぱいをあげる側も、貰う側も初心者です。お母さんは、お母さんになって2~3日しか経っていませんし、赤ちゃんに至っては人間2~3日目です。バレエをはじめて2日目でピルエットを上手に回れる人はいません。ギターをはじめて3日目で武道館でライブできる人もいません。(例えが大きすぎ?笑)補助なしの自転車を乗るときに、一生懸命練習して乗れるようになったように、授乳も練習が必要です。コツどころか、ノウハウもわからない初心者同士で練習するんですから、そりゃあすぐに上手く行く事なんて稀です。「上手くいかなくて当然、すぐに上手くいったらラッキー☆」くらいの気持ちでいましょう。


おっぱいを上手く飲ませられなくても、飲めなくても、ミルクがあります。
ミルク、飲んだ事ありますか?あれ、結構おいしいんですよ。甘くて優しい味がします。不味かったら「こんなまずい物のませるなんて可哀想…」って思ってしまいますが、あれだけ美味しいなら、きっと赤ちゃんも大歓迎。すくすく育つでしょう。

自分で自分におっぱいの呪いをかける必要はありません。
「最初は上手くいかないもの→初心者同士での練習は大変なもの→上手くいかなくても美味しいミルクがある」
そんな風に考えながら産後の授乳ライフを送ってみてください。

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